2014-04-10 第186回国会 参議院 法務委員会 第9号
そういったことから、長期受刑によって、いろんな場合があり得ると思いますが、少年の健全育成、社会復帰が害されて再犯が増えるというような御懸念は必ずしも当たらないのではないかと私は考えております。
そういったことから、長期受刑によって、いろんな場合があり得ると思いますが、少年の健全育成、社会復帰が害されて再犯が増えるというような御懸念は必ずしも当たらないのではないかと私は考えております。
確定死刑囚の最後の恩赦は昭和二十七年、また、拘禁中の無期懲役受刑者に対しての恩赦は昭和三十四年と、この半世紀の長きにわたって恩赦の壁は厚く、長期受刑者についての適用はありません。恩赦制度が現状のままでは、制度あって機能せずの状態になります。 日本には恩赦法の専門家はいません。恩赦制度の抜本的改革につながる人選を求め、政府に再考を促すため、不同意といたします。 以上です。
二 有期刑の法定刑及び処断刑の上限が引き上げられることにかんがみ、深刻化している行刑施設の過剰収容状況を早期に解消し、適正な収容を確保するため、行刑施設職員の増員や施設の拡充を推進するとともに、長期受刑者については、円滑な社会復帰が妨げられることのないよう、更生を促すための教育の充実・強化等処遇に十分配慮すること。
さらに、長期受刑者の社会復帰に及ぼす影響でありますが、二十年、三十年も社会から隔離して拘禁施設に収容することは、社会復帰そのものを不可能ならしめると考えます。 また、犯罪被害者の中には、加害者がなぜそのような罪を犯したのか、犯罪原因を明らかにしてほしい、その罪を償い被害者に対し心から謝罪してほしいとの思いを持っておられる方もたくさんおられます。
三 有期刑の法定刑及び処断刑の上限が引き上げられたことにかんがみ、長期受刑者の処遇については、社会復帰を円滑に進め、仮にも否定的な影響を与えることのないよう、十分に配慮すること。 四 性的自由の侵害に係る罰則の在り方については、強盗罪等の法定刑の適正化を図りつつ、それらとの権衡を考慮し、さらに検討に努めること。 以上であります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
という点につきましては、自由刑は行動の自由を制約することを本質的な内容とする刑罰であって、その制約の時間の長さで刑罰の重さが判断されるのであるから、一定の刑期の刑の重さを考える上では、むしろ平均寿命との関係が重要な意味を持つものであり、刑のあり方として有期刑の上限をどのように定めるかという問題と、社会復帰のための有期刑受刑者の待遇をどのようにすべきかという問題は、理念として別に考えるべきであり、長期受刑者
まず前提なんですが、今回の法改正によりまして、法定刑が長期化することによって、刑の長期化が現実に、長期受刑者が現実にふえるかどうかということにつきましては、これは必ずしもそういうふうには考えないわけでございます。 いずれにいたしましても、長期受刑者が、およそ人格破壊に至る、あるいは社会復帰が困難になるということは、これは決してないというふうに私ども考えます。
岡山刑務所は、昭和四十五年三月に現在地に新築移転し、同四十七年の分類規程の改正により、長期受刑者であるLA級受刑者の収容施設に指定されました。以来、LA級受刑者の効果的処遇を目指して、処遇の重点を定め、金属、木工等の高度な作業の導入を図り、あるいは環境の美化等に積極的に取り組んでおります。
網走刑務所は、明治二十三年開設され、昭和四十三年Bクラス収容施設とされるまで長期受刑者を収容し、当初から農耕、牧畜、造林等の構外作業を主体として運営されてきたもので、現在千七百ヘクタールに及ぶ敷地総面積に耕地二百三十四町歩、山林千三百六十町歩を有し、常時収容人員の約半数を構外作業に出業させており、同所における二見ケ岡、切通等各泊り込み作業場における開放的処遇は画期的なものであります。
それから、やはりこの事件を見て言えますことは、われわれがどうしても疑問に思うのは、長期受刑者が仮出所で事件を起こしていることです。一番最近問題になっているのは大久保清の問題ですね。これも仮出所後事件を起こしているという点にあるわけです。この仮出所について私は欠陥があるのじゃないかというふうに考えますけれども、この点についていかがですか。
○大竹委員 それでは次に、今度はこの法律が改正されますれば、五年というような長期受刑者も出てくるというわけでありますが、やはりこれは特別な犯罪でもありますので、受刑者についての特別訓練というようなものも必要だと思うのでありますが、現在でも一部の刑務所においては、特別訓練も行なわれているというようなことも聞いておるわけであります。それらについての実情をお聞かせいただきたい。
特に宮城刑務所、それから秋田刑務所が長期受刑者を入れて置く刑務所でありまして、大体、東北管内、関東地方から信越、去年は近畿方面からも入れたのでありますが、長期受刑者が入つております。宮城刑務所は無期懲役が二百六名、強盗、強姦、殺人、尊属殺という、いわゆる兇悪犯人が入つているわけであります。